(1/10追記)
1週間使用してみての追記です。
気になる点、良かった点を追記します。
①フェイスクッションを外すのが面倒
Beat Saberなどプレイするとどうしても汗をかきますが、
Go同様にフェイスクッションを外すのに、
レンズカバーから取り外す必要があり、少し面倒です。
VIVEだとマジックテープですぐに外せるので楽です。
また、洗浄後の乾きやすさもVIVEが早いです。
使用の際は忍者マスクなど必須です。
②こたつに入ってのプレイに支障
こたつに入った状況で釣りなどのゲームをしたり、
FANZAしたかったりする方もいるかと思いますが、
大き目のこたつだと、ガーディアンがこたつの天板を床と認識してしまい、
地面から顔だけ出したような視界になってしまうことがあります。
また、机上の物を動かすとガーディアンが見失うことがあります。
私はなぜかそこからガーディアンが復帰できなくなるバグも発生しました。
こちらはFWの更新などに期待します。
③速い動きや体側面より後方のコントローラー認識が微妙
Linkを使用し、SoundBoxingをプレイする際の問題ですが、
素早くパンチした際に微妙にトラッキングが追い付いていない時があります。
また仕方ないことですが、センサーの無い側面からやや後方にかけては
あまり信頼できるトラッキングでなくなる時があります。
仕方ないことですが、ソフトによっては多少ミスが多くなります。
④やっぱり3mでは足りない
ルームスケールならやはり5m無いと厳しいです。
不可能ではないですが、近いうちにQUESTかPCを壊すことになりそうです。
自分はそれほど動いているつもりはなくても、
下に手を伸ばすために一歩足を前に出して屈んでしまったりするので、
どうしてもUSBポートに負荷をかけることになります。
5mがあれば5mの購入を強くおすすめします。
⑤AV以外なら赤みがそれほど気にならない
FANZAだとGOよりも赤みが強いことが気になりましたが、
ほかの動画を見る際には気になりません。
やはり私の集中度、本気度が違うのでしょう。
⑥ハンドトラッキングの精度
ハンドトラッキングが実装されましたが、
若干の使いづらさがあります。
また対応ソフトが少ないのでまだまだ発展途上です。
悪い点を多く書いたような気がしますが、
大切な点だと思いますので、参考にしていただけたらと思います。
環境や使い方で改善したり、そもそも起こらないこともあるので、工夫で乗り切りましょう。
完全な環境を作れた時に最高の体験ができるかと思います。
(以下初期レビューです)
VIVE、PSVR、Oculus GO、Oculus QUESTの比較になります。
GearVRも所持していますが、GOの下位互換のため省略します。
①画質
画質については、QUESTが有機ELのためずば抜けるかと思いきや、
思ったほどではありません。
GOよりも少し細かくなったようにも思いますが、
動きのある状況ではほとんど変わりません。
GOよりも色が濃くなったようには感じます。
そのためか、少し赤みが強くなったように感じます。
VIVEと比べると、VIVEの方が違和感なく綺麗に感じます。
個人的な感想ですが、
動くゲーム中の画質は
VIVE>QUEST>GO>PSVR
動画視聴時は
QUEST>VIVE=GO>PSVR
という感じです。
②トラッキング
トラッキングはVIVEがやはりずば抜けています。
QUESTもかなり頑張っていますが、細かくプルプルと震えます。
VIVEなら完全に手の動きにシンクロします。
GOは3DoFのため少し変わりますが、頭の追従性だけなら
よく頑張っていると思います。
トラッキングに関してはPSVRはもっと頑張ってほしいです。
VIVE>QUEST>>GO>>>PSVR
③コントローラー
QUESTのコントローラーは操作性は大変良く、使いやすいです。
少しボタンが多いため、VIVEよりも直感的操作ではなく、慣れが必要です。
重量も軽く、疲れにくいです。
しかし、ボタンが多いのとグリップが短いため、
BEATSABERなどコントローラーを振り回すものには、
手から飛んで行ってしまいそうな不安もあります。
VIVEの物は重たいですが、握りやすさや直感的に使える利点があります。
GOのコントローラーはトラッキングが残念で、補助機器的な使い方が限界です。
PSVRはヌンチャクがライト認識のため、奥行きに弱く、
動作範囲も狭いため使いにくいです。
評価としては、
VIVE≧QUEST>>>GO>PSVR
といった感じです。
④使い勝手
使い勝手はやはりQUESTとGOが圧倒的です。
VIVEとPSVRはPCとPS4の起動も必要なため、やはり手間はあります。
動画視聴が主目的であれば、QUESTかGOがベストです。
本格的に動くゲームだと、やはりVIVEになります。
QUEST=GO>PSVR>VIVE
といった感じです。
⑤コスパ、お買い得度
ゲーム主体ならQUEST、
動画視聴ならGOがコスパ最強化と思います。
ただ、Oculusの対応ゲーム、アプリ数がVIVEに比べて
圧倒的に少ないため、目的次第になってしまいます。
Oculus LinkでSteamも起動できるので、
ゲーミングPCを持っていいる方ならQUESTの可能性は大きく広がります。
単体のコスパだけだと、
GO>QUEST>VIVE>PSVRだと思っています。
ここからOculus Linkのレビューをします。
私のPCは
CPU:i7-6700K
メモリ:16GB
グラボ:GTX970
といった数年前のミドルモデルですが、
結論としてLinkは可能でした。
純正ケーブルとAnkerの3m、5mケーブルが欠品しているため、
JR INTLの3mケーブルを使用しました。
PCの前面のUSBポートでは認識せず、
背面のマザボ直のポートでしか認識しません。
50㎝の延長コードも試しましたが、ダメでした。
認識後はスムーズに使用でき、Oculusアプリで認識させ、
SteamVRを起動すると問題なく認識しました。
SoundBoxingをプレイしましたが、ほとんど処理落ちなども感じずプレイできました。
その際はPCは全力の音を上げ、グラボも強烈なコイル鳴きを起こしますが、
とりあえず使用はできています。
VIVEで動いていたソフトは大体使えるんじゃないかなとは思います。
やはり3mのケーブルでは少し短く、
公式の5mケーブルが必要になってしまうんじゃないかなと感じます。
DMMVRプレイヤーも試しましたが、
私のPCではエラーを吐き、再生出来ませんでした。
DMMは公式アプリがQUESTに対応しているので、そちらを使うのが無難です。
画質の箇所にも書きましたが、赤色が強く出て、
人の肌も少し赤み掛かって映ります。
私はGOの画質の方が自然色っぽく好きです。
容量はこちらがGOの倍ありますので、
UHQでダウンロード視聴する際にはこちらが優位です。
総評としまして、
いいところと悪いところがありますが、
GOから順当に進化しており、体験の幅はかなり増えています。
もっと広まって、多くのアプリやゲームが登場することに期待します。
買ってみて損するような品ではないと思います。